阅读小泉喜美子在小说之家的作品!!! |
経歴
東京都立三田高等学校卒業後、英語力を活かしてジャパンタイムズに勤務。田村隆一の下訳を手がけ、早川書房に出入りし、当時同社の編集者だった1歳上の小泉太郎(生島治郎)と知り合い、交際を経て25歳で結婚した。同年(1959年)には「我が盲目の君」を第1回EQMM短篇コンテストに応募し、準佳作に入選。
職場で大量の原稿を読み、かつ帰宅後は自らの原稿を書かなければならなかった生島から、「家の中で原稿を書かれると自分(生島)の神経が参ってしまう」という理由により原稿の執筆を禁じられていたが、約束を破って『弁護側の証人』を書き上げ、『オール讀物』ミステリ新人賞に応募したところ、入選は逸したものの選考委員の一人高木彬光の激賞により文藝春秋から単行本となった。
1972年に生島と離婚。翌年、再デビューし、アーウィン・ショーなど重要な文学作品の翻訳のほか、ミステリなどで活躍した。その後も生島とは良き友人だったが、彼の再婚相手である韓国女性に関して差別発言があったために絶交される。
生島と別れた後に内藤陳と結ばれたが、やはり破局を迎えた。1985年、酒に酔って新宿の酒場の階段から足を踏み外して転落し、脳挫傷を負い、意識が戻らぬまま外傷性硬膜下血腫で死亡した。
著書
自著
弁護側の証人 文藝春秋新社, 1963 のち集英社文庫
ダイナマイト円舞曲 光文社, 1973 (カッパ・ノベルス) のち集英社文庫
月下の蘭 双葉社, 1979 のち徳間文庫
またたかない星 集英社文庫 コバルトシリーズ 1979
痛みかたみ妬み 双葉社, 1980
ミステリーは私の香水 文化出版局, 1980 のち文春文庫
殺人はお好き? 徳間文庫, 1981
幻想マーマレード 太陽企画出版, 1981
血の季節 早川書房, 1982 のち文春文庫
やさしく殺して 鎌倉書房, 1982
殺人はちょっと面倒 中央公論社, 1982
女は帯も謎もとく 徳間書店, 1982
メイン・ディッシュはミステリー 新潮文庫, 1984
暗いクラブで逢おう 徳間文庫, 1984
殺人は女の仕事 青樹社, 1984
ミステリー歳時記 晶文社, 1985
死だけが私の贈り物 徳間書店, 1985
ミステリー作家の休日 青樹社, 1985
男は夢の中で死ね 光文社文庫, 1985
殺さずにはいられない 青樹社, 1986
歌舞伎は花ざかり 駸々堂出版, 1986
ブルネットに銀の簪 早川書房, 1986
時の過ぎゆくままに 講談社, 1986 のち文庫
太陽ぎらい 出版芸術社, 2005
翻訳
何がサミイを走らせるのか? バッド・シュールバーグ 新書館, 1975
死者の舞踏場 トニイ・ヒラーマン 早川書房, 1975 のち文庫
女には向かない職業 P・D・ジェイムズ 早川書房, 1975 のち文庫
時の娘 ジョセフィン・テイ 早川書房、1975 のち文庫
ミスター・グッドバーを探して ジュディス・ロスナー 早川書房, 1976 のち文庫
大はずれ殺人事件 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫, 1977
大あたり殺人事件 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫, 1977
ならず者の鷲 ジェイムズ・マクルーア 早川書房, 1979
ビザンチウムの夜 アーウィン・ショー 早川書房, 1979 のち文庫
小さな土曜日 アーウィン・ショー 早川書房, 1979 のち文庫
九月の滑走路 ドミニ・ワイルズ 光文社, 1980 (カッパ・ノベルス)
さらば甘き口づけ ジェイムズ・クラムリー 早川書房, 1980 のち文庫
人形の夜 マーシァ・ミュラー 講談社文庫, 1980
幸運な死体 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫, 1982
素晴らしき犯罪 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫, 1982
アビーおばさんのアメリカ式人生相談 アビゲイル・ヴァン・ビューレン ティビーエス・ブリタニカ, 1982
第三の眼 ケイ・ノルティ・スミス 早川書房, 1983 のち文庫
皮膚の下の頭蓋骨 P.D.ジェイムズ 早川書房, 1983 のち文庫
秘密捜査 ジェイムズ・エルロイ ハヤカワ・ミステリ文庫, 1984
ベイ・シティ・ブルース レイモンド・チャンドラー 河出書房新社, 1984 のち文庫
荒野の絞首人 ルース・レンデル 角川文庫 1985
絵に描いた悪魔 ルース・レンデル 角川文庫 1986
とても私的な犯罪 エリザベス・アイアンサイド ハヤカワ・ミステリ文庫, 1986
九月の滑走路 ドミニ・ワイルズ 光文社文庫, 1987
黒い塔 P.D.ジェイムズ ハヤカワ・ミステリ文庫, 1994